循環型社会の実現が叫ばれている中で、建材のリサイクルはこれからの重要課題です。鉄は自然素材。リサイクルシステムの整備も進んでいます。ファインスチールは、環境への負担が少ない建材として、おおいに注目されています。住んでいる時はもちろん、住宅としての機能を果たした後も、人に自然にやさしい。ファインスチールは、まさに時代を先取りした屋根材なのです。


屋根の遮音性に関しては、屋根材の密度が大きいほど高くなりますが、隙間などがあると低くなります。そして、屋根材による差異は小さく、むしろ天井の遮音性能に左右されやすいこともわかっています。雨音は、葺き材の下や天井の部材によって十分対処できるものです。

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ファインスチールには多様な種類があり、価格の幅もあります。また、屋根にかかる費用は、つくる時のことはもちろん、その後の維持管理も大いに関係します。工法、イニシャルコスト、金利、維持管理費、補修工事費、使用年限などから客観的・総合的に評価するため、LCC ※ を使って比較してみたところ、ファインスチールの屋根は、従来の屋根材に比べてパフォーマンス性にすぐれているという結果が得られました。

※LCC:Life Cycle Costing お客様にとって重要な諸コストを、所定の式に当てはめて、さまざまな設計案の経済性を科学的に比較・評価する手法。アメリカを中心に多方面で採用されている。



住宅は居住性の向上や冷暖房費の節約のため断熱化が進み、屋根についても、屋根面や天井面に断熱材を入れることがすでに一般化しています。通常の方法で家を建てた場合、ファインスチールの屋根の断熱性や冷暖房効果についてはまったく心配ありません。

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瓦は、使用中は環境にやさしい屋根材なのですが、いったん廃棄物となった場合、埋立て用以外には利用方法がありません。ファインスチールに使われている鋼板は、スクラップ回収システムが整備されており、自然素材である鉄は環境への負担も低いと考えられます。ファインスチールはリサイクル・環境性という点からも、これからの屋根材として、大いに期待されているのです。

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詳しくはファインスチール普及会へ